YOON(原作)・コムットゥン(作画)の『人妻キラー』は、2020年5月にカカオウェブトゥーンで始まり、いまも連載中のアクションウェブトゥーンです。伝説の狙撃手がある日業界から姿を消し、その理由が出産と育児だった、という設定から始まります。主人公ユ・ボナは4歳の娘と夫がいる平凡な主婦で、3年の育休を終えて現場に復帰します。世界でいちばん物騒な職業を持つワーキングマザーがワークライフバランスを守ろうと奮闘する話なので、銃撃戦と保育園のお迎えが同じ話に出てきます。累計閲覧数は1億9千万を超えました。
MBCはこのウェブトゥーンを金土ドラマにして、2026年7月31日に初回を放送しました。ユ・ボナ役はコン・ヒョジン。彼女がMBCドラマに戻るのは約15年ぶりです。クォン・テソン役にチョン・ジュンウォン、キム・ボンパル役にソン・ドンイル、そしてイ・サンイが出演しています。初回視聴率はニールセン・コリア基準で全国7.4%、首都圏6.8%、瞬間最高9.4%。6話で10%を超えました。
ドラマが原作に与えた影響も数字で確かめられます。放送が始まってから、原作ウェブトゥーンの閲覧数は放送前7日間と比べて10倍に跳ね上がりました。原作者たちは、絵では描ききれないアクション場面が実写でいっそう生きたと評しています。ウェブトゥーン原作ドラマが読者を原作へ送り返す、典型的な流れです。
原作はカカオウェブトゥーンとカカオページで読め、英語版はTapasに「A Bona fide Killer」というタイトルで公開されています。ドラマは放送中なので、結末を先に知りたければウェブトゥーンを先に読む手があります。ただし原作も連載中で、完結はまだです。(2026年8月21日時点)

