フジテレビで毎週水曜25時15分から放送されているTVアニメ『盗掘王』の主人公は、剛力遼河です。韓国のカカオページでウェブトゥーンを読んだ人にとっては、ソ・ジュホンという名前でなじみのある人物です。公式サイトは彼を「遺物」の盗掘を仕事にする怖いもの知らずの青年と紹介しており、声は細谷佳正が担当しています。STUDIO EEKが制作した韓国のアニメですが、日本では登場人物に日本の名前をつけた日本語吹き替え版として放送されています。
物語は原作ウェブトゥーンの設定に沿って進みます。ある日、世界各地に謎の墓が現れ、墓の中の遺物を手に入れた者は特別な能力を使えるようになります。盗掘屋の主人公は雇い主に裏切られ、墓の中で命を落とす直前に15年前へ戻ります。墓も遺物もまだ現れていなかった頃です。アニメ公式サイトの紹介によれば、彼を救ったのは突然語りかけてきたカラスの遺物です。彼はこれから起きることを知ったまま墓を攻略して遺物を集め、復讐を誓います。
原作はSAN.Gが2016年から2018年まで連載したウェブ小説です。ウェブトゥーンは3B2Sが作画、Yuns(REDICE STUDIO)が脚色を担当し、2019年から2023年までカカオページで公開されました。カカオエンターテインメントは7月7日、ウェブ小説の韓国での累計閲覧数が1億2000万回、ウェブトゥーンは韓国内外の合計で5億回以上だと発表しました。
アニメーション制作は韓国の制作会社STUDIO EEKです。韓国のアニメ配信サービスLaftelは6月13日17時30分に第1話と第2話を放送に先がけて無料で公開し、韓国での放送は7月9日2時30分にANIPLUSで始まりました。カカオエンターテインメントは、その後NetflixとLaftelでも順次配信すると発表しています。オープニングテーマ「SHOW DOWN」とエンディングテーマ「To Be Continued」は、どちらもバンドのQWERが歌っています。
日本ではフジテレビに続いて関西テレビ、東海テレビ、BSフジ、北海道文化放送で順次放送され、ABEMAではフジテレビと同じ時刻に単独最速配信されています。日本語吹き替え版には細谷佳正のほか、早見沙織、入野自由、諏訪部順一、岡本信彦、甲斐田裕子が出演しています。10月28日に発売されるBlu-ray BOXには、第1話から第12話までが収録されます。
今年の夏には原作の続きも始まりました。続編の『盗掘王:END LINE』は韓国のカカオページでウェブトゥーンが7月5日、ウェブ小説が7月6日に公開を始め、SAN.G、3B2S、Yunsが再び参加しています。世界を救って遺物の王となったソ・ジュホンが、未来から来た娘をめぐる事件をきっかけに、別の世界線の自分と向き合う物語です。アニメから原作へ進むなら、完結した『盗掘王』を先に読み、そのあとにEND LINEへ進むのが素直な順番です。



