カルロス(原作)・ククジェジン(作画)の『模範タクシー』(原題: 모범택시)は、復讐を代行するタクシー会社の物語です。一見ふつうの「虹タクシー」には、客が望むやり方で復讐を代わりに果たす「REVENGE-CALL」というサービスがあり、そのタクシーを運転する運転手キム・ドギが主人公です。法が取りこぼした加害者を依頼人に代わって裁くという設定のため、原作は19歳以上の指定で連載され、「Ep 1-1」のように一つの事件を数話に分けて描く構成になっています。
原作はすでに完結した後、2023年1月18日にカカオウェブトゥーンとカカオページでプロローグから第104話まで改めて公開されました。以来、世界観はウェブトゥーン側でも広がり続けています。ドラマのシーズン2放送に合わせた2023年2月2日には、仲間を失ったキム・ドギが新しいタクシー会社と手を組む続編『模範タクシー: Recall』が始まり、同年12月14日に全75話で終わりました。ストーリーはキム・ドハ、作画はDANX2です。2025年10月11日には、カルロスが再び原作を手がけ、チェ・スンジンが描く新シーズン『模範タクシー: Born in black』がカカオページで始まりました。シーズン1より前の時代を舞台に、かつて登場したチェ・ジョンウンがキム・ドギからの電話を受け、インターン運転手として虹タクシーに入る物語です。
ドラマはSBSの金土ドラマとして三つのシーズンが作られました。日本では『復讐代行人~模範タクシー~』の題でも知られています。シーズン1は2021年4月9日から5月29日まで全16話が放送され、イ・ジェフンがキム・ドギ、イ・ソムが検事カン・ハナ、キム・ウィソンが虹運輸代表チャン・ソンチョル、ピョ・イェジンがハッカーのアン・ゴウンを演じました。全国最高視聴率は16.0%でした。シーズン2は2023年2月17日から4月15日まで全16話が続いて最終回21.0%を記録し、その年のSBS演技大賞でイ・ジェフンが大賞を受けました。シーズン3は2025年11月21日の初回が9.5%で、2025年に放送されたミニシリーズの中で初回最高の数字となり、第14話の14.2%がシーズン最高、2026年1月10日の最終回は13.3%でした。イ・ジェフンは2025年のSBS演技大賞で、同じシリーズで二度目の大賞を受けています。
シーズン4については、2026年8月現在、制作が決まったという公式発表はありません。2026年1月24日の報道でイ・ジェフンは「まだ伝えられていることはなく、一人の視聴者として知らせを待っている」と話し、同月末にはキム・ウィソンが主演陣と演出・脚本家が集まった写真をSNSに載せ、「終わるまでは終わりではない」と書いて期待を高めました。ドラマを待つあいだの読みものは十分にあります。『模範タクシー: Born in black』が2026年6月13日に全55話で完結し、原作・Recall・Born in blackの三作を途切れなく一気に読めるようになりました。
原作はカカオウェブトゥーンとカカオページで第1話から読めます。原作は19歳以上、Recallは15歳以上の指定で、Born in blackは一般版と19歳以上の完全版が別々にあります。ドラマを先に見た人なら、原作を読みながらどの事件がどう脚色されたのかを探す楽しみがあり、ドラマより描写が強いことだけ知って読み始めればよいでしょう。(2026年8月21日時点)


