佐倉千代は好きな相手に告白しに行きます。同じクラスの野崎梅太郎です。ところが返ってきたのはサイン入りの色紙で、その次に来たのはアシスタントの誘いでした。野崎は女性名義で活動する少女漫画家で、千代の告白をファンの挨拶として受け取ったのです。付き合うことにはなりませんでしたが、千代は彼の仕事場に座ることになります。

月刊少女野崎くんの表紙画像
作品の表紙 · AniList

このすれ違いひとつで15年が過ぎました。『月刊少女野崎くん』は椿いづみが描き、スクウェア・エニックスのガンガンONLINEで2011年8月から連載されています。四コマから始まったコメディなので一話が短く、人物同士の誤解が積み重なっては次の回であっさりまたずれていきます。

笑いの材料はほとんどが創作の現場です。野崎は少女漫画を描きながら、その感情自体はよく分かっていません。だから取材に出るのですが、周りの人間がそろって漫画より漫画のようです。演劇部の王子様と呼ばれる鹿島遊、その王子様にいつも怒っている部長の堀政行、作中の王子様のセリフを担う御子柴実琴がそうです。

単行本18巻は2026年8月10日に発売されました。同じ日に「堀と鹿島編」のセレクト小冊子が付いた特装版も出ています。この時点で累計発行部数が1,000万部を超えたとBillboard JAPANが伝えました。

アニメから入った読者も多い作品です。テレビアニメはドガコボが制作し、2014年7月から9月まで12話が放送されました。原作をこれから開くなら、この12話が人物関係を覚える入口になります。

最新話はガンガンONLINEで読めます。英語版はYen Pressが出しています。

佐倉千代のキャラクター画像
佐倉千代、告白に行ってアシスタントになった主人公 · AniList
野崎梅太郎のキャラクター画像
野崎梅太郎、少女漫画家として働く男子高校生 · AniList
御子柴実琴のキャラクター画像
御子柴実琴、作中の王子様のセリフを担う人物 · AniList
鹿島遊のキャラクター画像
鹿島遊、演劇部の王子様 · AniList
堀政行のキャラクター画像
堀政行、18巻特装版の小冊子のもう一方 · AniList