神尾葉子の『花より男子』は1992年10月から2008年4月まで連載され、全244話・37巻で完結しました。16年にわたる連載で、その後アジア各国でドラマ化されたことにより、この物語の構図そのものが一つの標準のように使われるようになりました。
舞台は幼稚園から大学まで続く私立英徳学園で、生徒の多くは資産家の子どもです。クリーニング店の娘・牧野つくしは親の野心でこの学校に入り、学園を事実上支配する四人の男子・F4 とぶつかって赤札を貼られます。赤札は、全校生徒がその人物をいじめてよいという合図です。つくしは引かず、その態度が F4 を率いる道明寺司を揺さぶります。
階級差を恋愛の障害としてだけ使わず、実際の暴力とその後始末までを描いたことが、この作品を長く残しました。全37巻で完結しています。



