阿久井真の『青のオーケストラ』は2017年4月25日に連載を始め、現在も続いています。主人公の青野一は幼い頃からヴァイオリンを学びコンクールで名を知られましたが、家の事情で楽器を置き、中学時代を静かに過ごしました。
高校に上がった一がオーケストラ部に入るところから物語が動きます。この漫画が扱うのは、才能のある人が舞台に立つまでの過程ではなく、多くの人が一つの音を作るときに生じる問題です。実力差のある部員のあいだでパートをどう割り振るか、ついてこられない人をどうするか、上手い人が合わせるのか下手な人が伸びるのを待つのか、といったことが繰り返し出てきます。
演奏の場面は音を絵に移すことに力を入れており、弓の角度や指の位置といった具体的な描写が多くあります。連載中で、アニメーション化もされました。



