ヤオンイ(야옹이)の『女神降臨』(원제: 여신강림)は、2018年4月2日にNAVERウェブトゥーンでプロローグを公開して始まったロマンス作品です。主人公イム・ジュギョンは、外見をからかわれてきた高校生。独学でメイクを身につけ、転校先で「女神」と呼ばれるようになり、すっぴんを隠したままイ・スホとハン・ソジュンのふたりと関わっていきます。化粧を落としたら誰にも分かってもらえないのではないかという恐れと、その恐れを少しずつ手放していく過程が物語の中心です。外見の評価が日常になっている学校を舞台に自己肯定感の問題を正面から扱ったことで、10代の読者からとくに大きな反応がありました。
まず連載の記録です。本編は2022年9月5日に最終話が公開され、続いて33話分の外伝が2023年5月1日の外伝最終話と後記で終わりました。NAVERウェブトゥーン基準で全261話です。世界累計閲覧数は2025年2月の報道時点で64億回。英語版は2022年1月時点で購読者660万人、閲覧数8億2590万回で、2019年にはWEBTOON全体で3番目に読まれた作品でした。単行本は2020年10月29日からヨンコムより刊行されています。
ドラマは2020年12月9日から2021年2月4日まで、tvNの水木ドラマとして全16話放送されました。演出はキム・サンヒョプとパク・ジヒョン、脚本はイ・シウン。ムン・ガヨンがイム・ジュギョン、チャ・ウヌがイ・スホ、ファン・イニョプがハン・ソジュン、パク・ユナがカン・スジンを演じました。視聴率は初回3.6%、第15話の4.6%が最高で、最終回は4.5%でした(ニールセン・コリア全国基準)。国内の視聴率より海外の反応が大きかった作品で、ViuとRakuten Vikiに続き、2021年10月21日からAmazon Prime Video、2023年からは一部地域のNetflixでも視聴できるようになりました。
アニメは2021年8月4日に制作が発表され、NAVERウェブトゥーンの映像子会社スタジオNとカクテルメディアが制作しました。2024年8月7日からクランチロールでアジアを除く全世界に毎週1話ずつ公開され、10月30日の第13話で完結しています。オープニング曲「My Highlight」はIZ*ONE出身のチョ・ユリが歌いました。日本では2024年10月5日からU-NEXTが日本語吹替版を配信しています。シーズン1はクランチロールの全配信作品の視聴ランキングで20位圏に入り、ドラマジャンルでは5位を記録しました。日本では実写映画も作られました。『女神降臨 Before』が2025年3月20日、『女神降臨 After』が5月1日に公開され、Kōkiがイム・ジュギョンにあたる谷川レイナを演じています。
いまこの作品を取り上げる理由は、アニメのシーズン2です。2025年1月4日にクランチロールがシーズン2の制作を発表し、2月6日にはスタジオNがカクテルメディアと制作中であること、クランチロールでの配信が決まったことを明らかにしました。ただし2026年8月現在、公開時期が確定したという発表は確認できていません。ドラマは高校時代を中心に終わりますが、ウェブトゥーンは大学以降まで続くので、ドラマを見た人はその先の物語をウェブトゥーンで読み継げます。韓国語版はNAVERウェブトゥーンとNAVERシリーズ、英語版はWEBTOONにあります。(2026年8月21日時点)


