『薬屋のひとりごと』は日向夏の小説が原作で、この漫画版は池田恵理香の作画により2017年5月25日から連載されています。キャラクター原案はしのとうこです。舞台は中華風の王朝の後宮で、主人公の猫猫は花街で薬師として働いていたところを人買いにさらわれ、下働きとして後宮に入ります。
目立たず過ごすつもりの猫猫ですが、毒と薬の知識を隠しきれません。皇子たちが相次いで病を得た原因が化粧品の成分にあると気づいたことで宦官の壬氏の目に留まり、後宮内の出来事を一つずつ任されるようになります。事件の多くは殺人トリックではなく生活から来ます。何を食べたか、どんな香を焚いたか、誰にどんな習慣があるかを詰めていく形なので、ミステリーでありながら生活史に近い読み味です。
猫猫が自分に毒を試すほど薬に執着する人物であることが、そのまま笑いと緊張の両方を生みます。連載は継続中で、アニメーション化もされています。



