小学館の漫画サイト「ビッコミ」は、この作品の紹介を「押見修造に、幻滅せよ。」の一文で始めています。そのすぐ下には『惡の華』『血の轍』の作者による回顧録だという説明が続きます。英語版の題名は『Sound of a Blink』で、9月15日にVIZ Mediaから1巻が出ました。
英語版の紹介文では、主人公は作者と同じShuzoの名で呼ばれています。大学に通い、真剣に付き合う恋人がいて、初めての漫画賞を取ったばかり。すべてがうまく回っていたところへ弟が脳腫瘍と診断され、主人公は子ども時代の家族の込み入った関係の中へ引き戻されます。VIZはこの本を、飾らない、内面に踏み込んだ成長の回顧録と紹介し、毎日が弟の最後の日かもしれないとしたらどう生きるのかと問いかけています。
押見修造は1981年生まれ、群馬県桐生市で育ちました。VIZの作者紹介によれば、作品の多くは子ども時代や個人的な体験に材を取っています。2002年にデビューし、代表作『惡の華』は2013年にTVアニメ、2019年に実写映画になりました。
連載は2024年12月に「ビッグコミックスペリオール」で始まりました。2026年2月27日発売号があと2話での完結を予告し、全32話で幕を閉じています。単行本は3月30日発売の第4集が最終巻です。VIZ Mediaの英語版1巻は208ページで、レイティングは成人向けのMatureです。



