学校帰りの亜緒は、父親の変死体を発見します。そのそばに立っていたのは、家で飼っていたピットブルのタイカでした。父に続いて大事な犬まで失うつもりのない亜緒は、母がタイカにヒト化の手術を受けさせると、ドッグマンになったタイカを受け入れます。
この世界では、少子化を理由にペットをヒトの姿に変えて社会の一員にしています。犬からヒトになった存在がドッグマンです。VIZはこの設定について、犬や猫がヒト化された世界で本当の飼い主はどちらなのかと問いかけています。第1話が載った号の担当編集者は、ドッグマンってなんだよと思った人はとにかく読んでみてほしいと書いています。
亜緒はタイカを学校にまで連れていきます。タイカはそこでエリート警察ドッグマンのジャーマン・シェパードと出会い、犬の癖を捨ててヒトの流儀を覚えていきます。二人のドッグマンは、亜緒のロッカーに残った血痕の出どころをどちらが先に突き止めるかで競います。9月15日に出た英語版2巻では、タイカが人間の競技のルールをよく知らないままバスケ部の入部テストを受け、謎のキャットパーソン、アンナがタイカを脅し、クラスメイトを襲います。
板垣巴留は2016年、短編集『BEAST COMPLEX』の第1巻でデビューし、この短編集が初の連載作『BEASTARS』につながりました。『BEASTARS』は2018年のマンガ大賞を受賞しています。『タイカの理性』は2025年1月16日発売の週刊少年チャンピオン7号で、表紙と巻頭カラーを飾って連載を始めました。
秋田書店のWeb漫画サイト「チャンピオンクロス」にも毎週土曜に更新され、単行本は7巻まで出ています。韓国語版の1巻は2026年3月25日に出ました。8巻の電子版は10月7日に配信予定です。



