VIZ Mediaの25周年記念版は、単行本2巻分を1冊にまとめた版です。9月1日に出た第5巻は472ページあります。紹介文は、タクミとハチの結婚が決まったものの、とても喜べる知らせではない、というところから始まります。第6巻はすでに予約を受け付けています。
物語は東京へ向かう列車から始まります。20歳の小松奈々は、恋愛のつまずきを振り切って東京でやり直そうとしています。同じ20歳の大崎ナナは、日本一のロックスターを目指して東京のアンダーグラウンドなパンクシーンに乗り込みます。名前のほかは何もかも違う二人が偶然出会い、無二の親友になっていきます。
矢沢あいは1985年、りぼんオリジナルに載った『あの夏』でデビューしました。『NANA』は1999年に集英社のCookie Vol.1に読み切りとして掲載され、翌年Cookieが定期刊行になったのに合わせて連載へ移りました。2002年には第48回小学館漫画賞の少女部門を受けています。
2005年と2006年には中島美嘉の主演で実写映画が公開され、2006年にはマッドハウス制作、浅香守生監督のTVアニメも登場しました。韓国では鶴山文化社から翻訳版が出ています。
連載が止まったのは2009年6月です。ORICON NEWSは同月29日、矢沢あいが急病のため、26日発売のCookieから『NANA』が休載になったと伝えました。編集部は、数か月の治療と安静が必要なので次の9月号以降も休載する予定だと説明しています。単行本はその年に出た21巻が、いまも最新刊のままです。



